2012年1月7日土曜日

SL春さきどり号(C57:貴婦人)

SL春さきどり号(2009/2/14)
2月13日〜2月15日に運行する「SL春さきどり号」は運行予定のD51がボイラー故障となってしまい、その運行が心配されていましたが、磐越西線を運行中の「貴婦人」の愛称をもつC57が運行することとなりました。C57が千葉県を走るのは定期運行としては40年ぶり、イベント運行でも37年ぶりとのことで、沿線には多くの見物者が集まっていました。

普段は鉄道の写真を撮る機会はないので、うまく撮れるか心配でしたが、とりあえず集結した鉄道カメラマンの数と本気な方々の三脚の大きさに圧倒されてきました。当初は私も三脚を使用するつもりだったのですが、場所取りが面倒だったので手持ち撮影にすることにしました。

2月14日(土)

DL春さきどり号(2009/2/14)
SL春さきどり号の運行は2月13日から2月15日までの3日間ですが、金曜日は仕事があるので2日目の2月14日に見にいくことにしました。
SLの写真を取るチャンスは2回!午前中に木更津から千葉みなとに向かう「DL春さきどり号」の最後尾に連結されているSLと、午後に千葉みなとから木更津に向かうSLです。当然、午後のSLを見にくる人のほうが多いのですが、「DL春さきどり号」の人気も中々のものでした。

DL春さきどり号最後尾(2009/2/14)
「DL春さきどり号」の最後尾のC57です。この日は晴れていてシャッタースピードが早く鉄道撮影向きの天気でした。
写真でみるとこっちに向かっているようにも見えますが、乗務員は向こうを向いてます。当然ですね。

快速春さきどり号(2009/2/14)
午前中の「DL春さきどり号」のときは沿線の人もそれなりだったのですが、午後の「SL春さきどり号」タイムになると沿線には人がびっしり!駅から離れていて得に風景の良い場所でもないのに大勢の人がいて想像以上のSL人気に驚きました。
そろそろSLが来る時間かと思いカメラを構えていると、まず登場したのが「快速春さきどり号」。
普段、鉄道撮影をしていない私は、通常運行の列車で練習をしていましたが、「快速春さきどり号」の撮影ではその速度についていけず、本番に弱い私は、このあとのSL撮影もうまくいくか不安になってしまいました。

SL春さきどり号(2009/2/14)
「快速春さきどり号」がやってきて間もなくすると盛大な汽笛の音と共に「SL春さきどり号」がやってきました。興奮して構図はいまいちな上にブレてしまい、あらためて自分の未熟さを感じました。鉄道撮影なんて列車が決まったところに着た瞬間にシャッターを押すだけと思っていましたが、考えているのとやってみるのでは大違いです。鉄道撮影に凝る人が多いのが分かる気がしました。あともう一点気づいたのはSL撮影は電車撮影と違い上部を多めに取った方が煙がしっかり写って良さそうです。

SL春さきどり号最後尾(2009/2/14)
木更津方面に向かう「SL春さきどり号」です。乗客の方々は沿線に向かって手を振っていますが、木更津までずっと手を振っているのでしょうか?
それにしても撮った写真の紫がひどいです・・・。こうして良いレンズが欲しくなっていくのですね・・・。

2月15日(土)

DL春さきどり号と内房線(2009/2/15)
前日に引き続きSL撮影に挑戦です。今日は曇りなので太陽の向きを気にしなくて良さそうですが、シャッタースピードが遅くなってしまうのが困りものです。
運行時刻は前日と同じなので待機時間少なめに見積もって出動しました。午前中の「DL春さきどり号」は前日と同等の集まり具合でした。
なんだか、本気なカメラの方々が多い場所があると思ったら「DL春さきどり号」と内房線がすれ違うところを狙っていたようです。私のいた場所は全然見当違いの場所でした。そんなわけで撮れた写真もいまいち・・・。

DL春さきどり号(2009/2/15)
目の前までやってきた「DL春さきどり号」ですが、天気が曇りなため空がどんより。良く見ると運転台の中は人がぎっしり。

DL春さきどり号最後尾(2009/2/15)
ちなみに、SLは電車と異なり片方向にしか進めないため、午前中のうちに千葉みなとまでディーゼルカーで連れていかれるのだそうです。
やはりC57の車掌さんは向こう向いてますね。

SL春さきどり号蘇我駅停車中(2009/2/15)
「SL春さきどり号」は千葉みなと駅を12:48発なのですが、そのわりに蘇我駅の先に来る時間が遅いので偵察にいくと、蘇我駅でさぼってました。
午前中は曇っており、今日の天気予報も曇りだったため、午後も太陽の向きを気にせずやってきましたが、午後になると晴れてきてしまいました。ちょうど良い向きのポイントは既に他のカメラが待機中・・・。

快速春さきどり号(2009/2/15)
蘇我駅で停車中の「SL春さきどり号」を見ていると、昨日と同様に先ず「快速春さきどり号」がやってきました。やはり速度が早くこの後の撮影を不安にさせてくれます。鉄道撮影の上級がスピードの早い新幹線であるというのも納得してしまいました。

SL春さきどり号(2009/2/15)
前日の教訓で上部の煙までしっかり写るように心がけていたのですが、思いっきり引き寄せてしまいました・・・。昨日よりSLの近くで撮影したため、煙の香りがより一層C57を感じさせてくれます。
SLの盛大な汽笛の音や高い煙は人を引きつけるものがありますが運行する列車が全てSLだと沿線の洗濯物なんて真っ黒になってしまいそうです。やはり今は電車の時代なのでしょう。

SL春さきどり号最後尾(2009/2/15)
今日で今年の「SL春さきどり号」の運行は終了です。来年からはまたD51による運行となるのでしょうか?ちなみにSL待ちの間に他の人と話ていると、SLは山間部を走る姿が似合うとおっしゃっておりました。インターネットでSLの画像を探してみると、確かに電線のない区間を走っている姿のほうが似合っていました。

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